恋あかり 光る川 そして 限定ビール
あんまり暑いもんだから、夕涼みに川越氷川神社へ。この時期は縁結び風鈴(9月9日(日曜日)まで)が境内にたくさん飾ってあるのです。歩いて神社に近づいていくと、しゃらしゃらと涼しげな風鈴の音が聞こえてきました。
風に任せて揺れるガラスの風鈴。夏ならではの風景。
◎川越氷川神社
〒350-0052
埼玉県川越市宮下町2-11-3
TEL:049-224-0589(川越氷川神社 社務所)
平日の夜でもたくさんの人が神社に集っていますよ。 浴衣姿の人も多くて夏の宵をめいめいに楽しんでいる様子。
夏の夜の神社。開放感だけじゃない、厳かさもあって、いい雰囲気です。
◆光る川
さらに、この期間中夜7時から9時まで境内の小川がライトアップされています。川底に灯された光は、川越氷川神社創建のエピソードにちなんだもの。
今からおよそ千五百年前、入間川の川底が毎夜光り、不思議に思った人々が光の元を辿ったところ、現在川越氷川神社が鎮座している場所に行き着きました。この光は氷川の神様の霊光だったのです。そしてここに氷川神社が建てられたのでした。
宵闇の水底に浮かぶ光は、天の川にきらめく星々のようですね。
◆恋あかり
8月1日からは恋あかりの行事も始まりました。期間中毎夕6時半から始まる「恋あかり特別良縁祈願祭」御祈願終了後に授与される「ぼんぼり」を手にした人があちらこちらに(授与品としてだけではなく、毎日17時より社務所で頒布もしています)。
この恋あかりのぼんぼりはLEDを使用していて、7色に変化するのです。淡い色も丸っこい形もかわいい!
◎恋あかり特別良縁祈願祭
期間:平成30年8月1日~9月2日
斎行時刻:毎日18時30分~(10分前まで社務所で受付)
事前予約は不要。日によって時刻が変更になる場合があります。
祈願初穂料:お一人様1,500円
授与品:恋あかりのぼんぼり・飴
※祈願授与品としてだけではなく、毎日17時より社務所で頒布もします。(初穂料おひとつ1,500円)
恋あかりにちなんだイベントも川越の街中で色々企画されています(詳しくは恋あかり特設サイトを)。
川越の小さな古い映画館「川越スカラ座」でも、この期間中は恋人たちのための映画を上映中。
恋愛映画ばかりでなく、色々なジャンルの映画を上映するようです。この映画館自体の雰囲気も独特でいい感じなので大切な人と素敵な時間を過ごせると思いますよ。(上映作品・期間・時間の詳細はHPで確認してください。)
ぼんぼりの柔らかな灯りは、小江戸の街並みに溶け込み、街も人も美しく照らしてくれます。この夏は恋あかりを手に、夕暮れの川越の街を探索してみては。
◆恋あかり限定ビール
そしてお待ちかね、恋あかり限定ビールも出ました!
川越のブルワリーCOEDO BEERは、「恋あかり」をテーマとした川越でしか飲めない夏の限定ビール「甘夏‐Amanatsu‐」と「濃紅-Koikurenai-」の2種類を8月1日に発売。
「甘夏‐Amanatsu‐」はフレッシュな甘夏を使用したフルーツビール。先日の川越百万灯祭りで先行販売されていたので飲んでみたけれど、甘夏の香りが明るい華やかさと爽やかな清涼感を感じさせ、炎天の元でごくごく飲めてしまいました。
一方「濃紅-Koikurenai-」と名付けられた、赤みを帯びた深い琥珀色のビールはアンバーエール。こちらは市内の酒屋さんにてビンで購入し、自宅で飲んでみました。
コクとほどよい苦みののなかに少し甘みも感じます。なるほど、複雑な味がしますね。これはちょっとクセになる味わいかもしれません。
この2つは、この夏川越の多くの飲食店でも取り扱っているので、見つけたら是非お試しを。
まだまだ、暑い夏は続きます。皆さま、身体に気をつけて充実した時を!