最明寺の花手水/川越の小さな花屋さん
川越水城公園近くにあるお寺で、花手水がすごく綺麗だと小耳に挟み見に行きました。
■瑶光山 最明寺(ようこうさんさいみょうじ)
住所:埼玉県川越市小ケ谷61(川越水上公園にそば)
Facebook:https://www.facebook.com/saimyouzi.jp/
Twitter:https://twitter.com/saimyou_kun
敷地内には最明寺の公式キャラクター「さいみょうくん」と「さいみょうちゃん」の顔出し看板なんてのもあります。
花手水とは、もともとはお参りの際に手を清めるための手水舎に、花や草花を浮かべたもの。ここ最明寺では大きな鉢にお花が浮かべられています。
10月1日は中秋の名月。秋の実りを祝う素敵な花手水ではありませんか。
もうひとつ、別の花手水の鉢もありました。
淡くくすんだピンクのバラが主役のコーディネート。
幾重にも花びらが重なり合って本当に華やか。
花手水の美しさに気持ちが晴れやかになりました。
■家にも花を
花を見に行くのもいいですが、家に飾るのもおすすめです。
以前、もう10年以上前のことですがヨガの高名な指導者がインドから来日した際、そのワークショップに参加した方から聞いたのですが、そのヨガ指導者は「部屋に花を生けるように、花を絶やさないように」ということを強調して話されていたとのことです。
花を絶やさないようにするのは結構大変ですが、在宅時間が劇的に増えた今年、花を買って家に飾ることが増えました。これも巣ごもり消費でしょうか。
最近初めて訪れた川越の小さな花屋さん「dici peu」。初めて入る店はどんなお店でもドキドキしますが、素敵な秋の花束を作ってくれました。「秋らしい色合いの花を自宅に飾りたい」という漠然としたイメージと予算をお伝えして、あとはお店の方が、「この花を入れましょうか」「こんなのはどうですか」と提案してくれるのでその都度希望を伝えればO.K.
■dici peu
住所:〒 350-0034 埼玉県川越市仙波町1-5-38
℡:049-225-8781
営業時間: 10:00 ~ 19:00 ( mon / fri 12:00 ~ 19:00 )
木曜日休み
これからの季節は切り花も比較的長くもつので、川越にある小さな花屋さんを巡るのもいいなと思っています。
川越産クラフトジン 『棘玉』(とげだま)
前回の続き。
川越駅西口のUplace1階にできたスタンディングバー『MATSUZAKI』。
地元川越の老舗酒店であるマツザキが、気軽にお酒を楽しめるバーを開業しました。料金は、日本酒60ミリリットル300円~とリーズナブルで気負わず立ち寄れるお店です。店舗内ではお酒の販売もしています。
そして私が今回購入したのが、これ。
創業130年を超える酒屋であるマツザキさん、ついに武蔵野の地に小さな蒸留所を構え、クラフトジンを作り出し、今年8月に発売したのだそうです。
クラフトビールはよく聞くけど、クラフトジンてよくわからないと思ってましたが、マツザキのHPに漫画で説明がありました。風味づけに使用するボタニカルによって個性的な味わいになるクラフトジンの世界。植物の香りのブレンドという意味では、アロマテラピーや香水に馴染みのある女性にも関心を持たれやすいお酒かもしれません。
この『棘玉』は、川越郊外の自然豊かな里山で作られていす。秩父古生層の水脈を井戸で汲み上げた水を使用し、原料にもこだわっているとのこと。パッケージも素敵ですよね。
早速飲んでみました。
炭酸のみで割って飲むと、『棘玉』の持ち味がわかりやすい。うーん、独特の華やかな風味。薬草っぽさもほのかに感じる。ジンと言うと飲み方はジントニックなどが定番かと思いますが、家飲みの場合はそのあたりも適当というか自由な感じで。アロエジュースなども加えてみるのも面白い味わいになりました。
そして、試してみたかったのがこの食べ方。バニラアイス+棘玉。
バニラアイスにウィスキーをかけて食べるのが好きで、ジンでも合うかなと思って。やっぱりね、美味しいです。ほんの少し加えたジンがバニラの濃厚さに爽やかさとユニークな風味を加えています。
この『棘玉』は、販売価格は200ミリリットルが1790円(税抜き)、700ミリリットルが4350円(税抜き)。Uplaceのバー『MATSUZAKI』でも、飲むことができるので一杯試してみても。
連休の賑わう川越
4連休、ここ川越にもたくさんの人が訪れています。ステイホーム後の長い梅雨に続き、あの夏の猛烈な暑さのために長らく街歩きから遠ざかっていた方々も多いのかもしれませんね。ようやく爽やかで気持ちい秋が到来したのですから、外に出たくもなります。台風の合間のこの平穏な連休に、数多くの人々が街に解き放たれているようです。
◆蔵造りの街並み
おぉ、やはり!
蔵造の街並みはどこもたくさんの観光客で溢れています。
着物の人もちらほらいるけれど、みなさんマスクしてますね。なんか新鮮。
◆クレアモール
川越駅から本川越方面に伸びる長~いショッピングロード『クレアモール商店街』にも人の波が戻ってきています。
なかでも開店して間もないドン・キホーテ川越東口店はひときわ賑わっていましたね(2020年8月21日オープン)。用事は無いけれど、ちょっと入ってみます。
川越オリジナルグッズも色々取り揃えてあって、川越ご当地マスク、なんてのもありました。
◆ユープレイス
川越駅西口にできた新名所Uplaceは、6月のグランドオープン時に開店が間に合わずまだ準備中だった店舗も現在は営業しています。
COEDO BREWERY THE RETAURANT(コエド ブルワリー ザ レストラン)は、ビール醸造所併設の中華料理のお店。作り立てクラフトビールか~、贅沢ですね。
近いうちに来ようと、下見がてらメニューや中の雰囲気を覗き見ると、かなりお客さんで埋まっていました。気負わず入れそうなカジュアルでいい感じのお店です。
もう1件気になったのがスタンディング・バーMATSUZAKI。
お酒の販売のみもおこなっているようなので、家飲み用のお酒が欲しいなと立ち寄ってみました。
ここで素敵なものを見つけたので、購入。長くなったので次回ご紹介します。
鰻をテイクアウトしてみました
いつまでも梅雨は明けないし、コロナは沈静化しないし(紫外線や高湿度でウィルスは弱体化するだろう、ってどこかに書いてあったのを春先に読んだけど、そんなことはないようですね)。
このような時でも、そしてどんな時でも、美味しいものを食べることは幸いです。先日の土曜日、土用丑の日を前にとってもおいしい「鰻」をいただきました。味が良くて栄養があって気分が上がる食べ物、そして鰻は川越の名物でもあります。
そう頻繁に食べられるものではありませんが、それだけに食べるときは絶対美味しいものが食べたい「鰻」。今はなんとなくお家でゆっくり食べたい気分でしたので、今年は『林屋』さんの鰻をテイクアウトしてみました。
林屋さんは、今やすっかり人気店として川越の町に定着しました。通し営業なので、お昼の混雑時を避ければ案外待たずに入れたりすることもあるかも。
ビールに合わせて食べたかったので蒲焼をオーダー。外のベンチで15分くらい待ちます。
帰宅して紙袋から取り出します。タレと山椒もついてます。
ふっくらと焼きあがっています。タレをほんの少しかけていただきます。
部分によってほんの少し焦げた微かな苦みを感じ、タレの甘みと合わさってこれが絶妙。やっぱりおいしいなぁ。ビールもちびちび飲みながら、ゆっくり味わって食べました。
今年は夏土用の丑の日は 7月21日(火) と 8月2日(日)の2日間あるのです。信頼できるお店で鰻のテイクアウトは結構おすすめです。
川越の新名所”U_PLACE”がオープン
2020年も半分が終了。いつの間にやら初夏。家に篭りがちだと季節の変化に疎くなりますね。花粉が飛ぶ時期くらいまではStay Homeも全然つらくない、むし室内にいたかったけれど、気温が上がるにつれてフラフラと何所かに行きたくなってしまっております。
それにしても、なんという6か月間だったのでしょう。いよいよ夏本番ですが、一体世の中はどうなっていくのでしょうね。
さて、本題です。川越駅西口にホテルや飲食店などが集結した複合施設U_PLACEが6月8日にオープンしました!
◆U_PLACE(ユープレイス)概要
U_PLACEは、ホテルや飲食店等、街を訪れゲストをもてなす施設であるとともに、行政サービスや医療サービスを提供するスペース・銀行などもあり、市民の利用に供する施設でもあります。
川越駅西口徒歩およそ2分。駅改札階から続くペデストリアンデッキはユープレイスの2階に繋がっています。
地上11階建ての建物は、ちょっとひねりの効いたカッコいいデザインで、川越西口の新しいランドマーク誕生です。
公式ホームページはこちら。
◆テナント
U_PLACEに入る主なテナントをご紹介しましょう。
◇東武ホテル(7階~11階)
川越駅東口にあった「川越東武ホテル」が2020年3月をもって営業を終了し、U_PLACEへと移転しました。
コンセプトは「和モダン」。小江戸の古い町並みの印象を現代風にアレンジしたデザインとなっています。客室もベッドなどの設備も色々こだわりがあるようで素敵なのですが、とりわけ、地元埼玉で採れる食材を使用したビュッフェスタイルの朝食を味わってみたいものです。
川越は東京近郊からの日帰りスポットとして人気ですが、遠方からの観光客増加にも十分対応できる設備・サービスを備えたホテルがいよいよ川越にも登場したのですねぇ。一度泊まってみたい。
◇飲食店など(1・2階)
こういった人の集まる施設で多くの人が一番関心を寄せるのは、どんなお店が入っているか、ですね?
U_PLACEにはマクドナルドなど気軽に利用できるお店もあれば、地産の食材を料理するグルメ店もあって、幅広い場面で利用していただけるラインナップとなっています。
【1階フロア】
- COEDO BREWERY THE RESTAURANT(コエドブルワリー・ザ・レストラン)
- Moi Saitama Plus(モイサイタマプラス)
- @FARM Style(ジュースバー)
- ニルワナム南北インド料理
- Cache Cache (イタリアンとフレンチの融合)
- マクドナルド
- タリーズコーヒー
- 舎鈴 (つけ麺)
- 小江戸焼鳥大(ビッグ)
- Bakery&Cafe Angela with R.O.STAR
- 和 BISTRO KATARAIYA
- リンガーハット
【2階フロア】
- セブンイレブン
- 川越薪火料理 in the park
- ドラッグストア トモズ
新型コロナウイルスの感染拡大などにより開業が遅れている店舗もちらほら。
そんななか、ピックアップして重点的にご紹介したいのは、こちら!
Moi Saitama Plus(モイサイタマプラス)
川越を拠点とする丸広百貨店プロデュースの、“食”のセレクトショップ「モイ サイタマ プラス」。ここでは選りすぐりの埼玉県産の食品が揃います。
お土産にも喜ばれそうなかわいいパッケージのものも多く、見ていると地元民でも欲しくなってきます。
河越茶のティーバッグ。ばらまきお土産に好適品。
これ美味しいです。川越の大野農場の黒豚が使用されています。
KOEDO TOMATO~美咲~を100%使用した無添加のパスタソース。唐辛子を効かせたアラビアータ。川越の@FARMの製品です。辛くないバージョンもあります。
地元産の野菜や地酒も。
イートインスペースもあり、親子丼と玉子サンドで有名な小江戸オハナと川越タルトが出店しています。
この1・2階のフロアが観光客の皆さんも市民も多く集うU_PLACEの賑わいの中心になるのでしょうね。その他、りそな銀行(4階)や、U_PLACE MEDICITYという名称で各種の病院が揃うクリニックモール(6階)などが、市民の暮らしを支えます。
川越駅は、東口にはショッピングビル「アトレ川越」や種々の店舗が並ぶクレアモール通りなどでにぎわっているのに比べ、西口はそれほど目立った集客施設が長いこと存在しませんでした。しかし、2015年にはコンサートホールなどを備えた「ウエスタ川越」が誕生、そして今年2020年にはこの「U_PLACE」のオープンで、川越駅西口はさらに活性化されますね。
小江戸ハーフマラソン2019 応援も熱くなる!
晩秋の小江戸を駆け抜ける小江戸マラソン。来週の日曜日に迫ってきました。
じっとしてると肌寒いこのくらいの気候が、ジョギングするには気持ちいいんですよね。応援するにもちょうどいい感じ。
開催日:2019年11月24日(日曜日)
会場:川越水上公園 (式典、スタート・フィニッシュ)
種目:ハーフ 【8:30スタート予定】
10km 【9:00スタート予定】
Fun Run [小江戸コース約4km]【9:30スタート】
ゲスト:吉田 香織 さん(第53回青梅マラソン 女子30キロの部優勝)
福内 櫻子 さん(元大東文化大学陸上部キャプテン)
招待選手:近隣大学陸上部選手を予定
※11月24日は8:00~11:30まで交通規制もあります。詳細はこちら。
もちろんランナーとしてのエントリーは8月に終了しておりますが、スポーツは応援も楽しいのです。
鯨井中学校の辺りでは、命の限りに応援してくれる熱い中学生たちに遭遇するし、住宅街辺りでは幼い子供らが懸命に声援をおくっています。レジャーシートに座ったおばあちゃんがのんびり旗を振っていたり。応援スタイルも色々です。
マラソン大会といえば、コスプレランナーの存在も大会を盛り上げてくれますが、今年はどんなコスプレが登場するのでしょうね。やっぱりラグビーかな?
ランナーと応援する人々が一体となって醸成される熱気、川越に来て是非体感していただきたいです。
◆強い!川越の大学陸上部
周辺大学陸上部の選手が招待されて走るようですが、川越にキャンパスを構える大学の陸上部はお正月の箱根駅伝で名を轟かせる強豪が揃っております。
優勝候補に名を連ねるシード校常連の東洋大学は川越市にキャンパスがあり、陸上部はここで練習しているそうですよ。数年前に優勝した時は近隣でパレードがありました。
緑豊かで広々とした東洋大学川越キャンパス。マスコットキャラクターは”こもれビー”。最寄り駅は東武東上線鶴ヶ島駅です。
そして、先日の第96回箱根駅伝予選会でみごと1位通過の東京国際大学も川越市内に位置しています(駅伝部は坂戸キャンパスでトレーニング)。
2校とも川越にキャンパスがあるのですよ。箱根駅伝参加校が全20校ということを考えると、これってなかなかすごいことでは?やっぱり距離的に近くに強者がいると刺激を受けて自分たちも頑張ろう、って思うのかもしれませんね。
今度の日曜日には、未来のオリンピックランナーが川越の街を走っているかもしれません。そういう意味でも楽しみな小江戸ハーフマラソンです。
旭湯 川越の銭湯
今年ももう11月。朝晩結構冷え込んできました。
秋の夜長は、お風呂にゆっくり入って温まりたいものです。
今回は、川越の観光名所のすぐ傍、昔ながらの銭湯”旭湯”をリポートします。
旭湯
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- 〒350-0062埼玉県川越市元町1-8-6
- 定休日:月曜日
- 営業時間:15:00~22:30
- 料金:大人 (12歳以上) 430円、中人 (小学生) 180円、小人 (6歳未満) 70円
埼玉県内の銭湯はすべて同一料金(スーパー銭湯は除く)
スーパー銭湯みたいなデラックスさはないけれど、昔ながらの年季の入ったこの建物がなんとも言えぬ存在感を放つこの銭湯・旭湯。実は今回初めて入ってみました。なんだか、ドキドキ。
車道に面した戸を開けると、割と狭めの玄関口。靴を脱いでロッカーにしまい、女湯の扉を開けます。
そこで料金を支払い、脱衣所へ。地元の人っぽい、そして常連ぽい雰囲気のご年配の婦人2人が座って話し込んでいます。私のほうには見向きもせず、話に夢中。いい感じ。この脱力した空気に私のすべてが緩んでくる。
さて、お風呂の扉を開けると、まだ早い時間だからか中は空っぽでした。撮影許可をもらって撮影。女湯の中の様子をご覧にいれましょう。
こじんまりとして、落ち着きます。古びてはいても、衛生的な感じ。
そして、壁にはずらりとポスターが貼られていますよ。そう、今ここでは、現在『令和元年 銭湯ポスター総選挙 2019』が開催中なのです。
日本の銭湯をクリエイティブのチカラで沸かせたい!と、広告クリエイターがボランティアで、 デザインやコピーのスキルを生かしたポスターをそれぞれ作製し、年々減少する全国の銭湯を2017年から支援しているのです。銭湯に来た客はお湯に浸かりながら、銭湯の魅力をアピールしたポスターの数々をゆったり鑑賞。お気に入りの作品には投票もできるのです。
芸を凝らしたもの、パロディが秀逸なもの、思わずニヤリとさせられるもの・・・。楽しめました。
【令和元年 銭湯ポスター総選挙 2019 概要】
展示期間:10月29日(火)~11月24日(日)
全56作品。
※展示ポスター一覧はこちら
実は今回、男湯にはお客さんがいないということで、番頭さんが「今なら男湯も撮影していいよ」と言ってくださったため男湯にも潜入しました。
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誰もいないとはいえ、やはりドキドキ。
作りは女湯と一緒ですね。
ポスターは男湯・女湯にそれぞれ28点ずつ展示されていまして、11月12日(火)より男女湯のポスターを入替え展示するそうです。
写真撮影の後は、ゆっくりお湯につかって(もちろん女湯ですよ)帰ってきました。
昭和ムード漂う旭湯、お近くにお住いの方はもちろん、日帰り旅の最後にもどうぞ。これからの季節は湯冷めしないように気を付けましょう。