小江戸日記

小江戸川越の情報や話題、日々のつれづれを綴っていきます。

新緑・新茶の季節、彩茶会開催!

6月初旬、梅雨入り前の川越の街は光にあふれた最高の季節を迎えています。そして、緑美しいこの季節は新茶のシーズンでもありますね。

埼玉県西部の狭山市周辺で栽培されるお茶、狭山茶は全国的にも「コクと甘みが濃厚な銘茶」として有名ですが、そのなかでもここ川越一帯で栽培されているお茶は近年「河越茶」の名称で知られるようになりました。川越の名刹・中院狭山茶(河越茶)の発祥の地と言われているのですよ。

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河越茶を使った食事やお菓子も様々に作られ、人気を博しています。河越茶を使用したお食事やスイーツを扱っているお店は下の写真のようなのぼりが目印。

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下の写真は時の鐘近くにあるカフェ「ライトニングカフェ」の「河越抹茶ラテ」。クリーミーで甘みと苦みが絶妙。

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こちらのお店は酵素玄米のお食事メニューもヘルシーで有名です。ゆったりした空間でみな思い思いに寛いでいる、そんなカフェ。このお店の河越抹茶パフェもこの夏は食べてみたいな。

 

そう、ここ川越はお茶とゆかりの深い土地。町をあげたお茶会もたびたび開催されています。春の大茶会には私も参加したことがありますが、こんなにお茶(もしくはお茶会)が好きな人っているんだな、というくらい人が集まります。

今月12日に開催される「茶あそび 彩茶会」も市内観光エリアで広範囲に開催されるお茶会。今回で第7回目を迎えます。このお茶会では、茶道のルールを全く知らない方でも川越の観光名所を巡りつつ、お茶や琵琶演奏、手織り体験など、普段あまりなじみのないことを体験しようという企画。

 

◆第7回 茶あそび彩茶会

日時:2017年6月12日(日)

会場:川越城本丸御殿(甲冑席)

  ・古民家恵比寿屋(裏千家埼玉平成高校茶道部

  ・時の鐘/福呂屋(裏千家

  ・服部民俗資料館(裏千家独楽会)

  ・山崎別邸(煎茶 方円流)

  ・仲町観光案内所(表千家

  ・旧鶴川座(手織り体験/川越工業高校デザイン科)

  ・熊野神社(静海苑)

  ・中央公民館分室(表千家

  ・岡田本店畳ショールーム(ミステリー茶席)

  ・ウエスタ川越1階南公民館(香道 古心流)

  ・ウエスタ川越2階(遠州流

  ・花かげ/喜多院北参道(初音会)

  ・連繋寺講堂/(笠間焼陶器販売)

茶券:前売2,500円、当日2,800円(4枚綴り)

   茶席および演奏会には1席1枚でお好みの茶席に入席可。

   茶券は切り離してグループでの利用も可。   

茶券販売場所:

・メープルリーフ(川越市石原町/高沢橋南寄りもっこ館内

・笠野屋(川越市幸町/時の鐘向かい)

・服部民俗資料館(川越市幸町/中央通り)

着物リサイクル右左‐uza‐

・元祖 芋十/芋菓子(川越市松江町/川越街道と立門前通りの丁字路角)

・花影/喫茶・軽食(川越市小仙波町/喜多院門前)

小江戸蔵里(川越市新富町

・福祉の店(川越駅東口/アトレ1階/土日定休)

ルノアール川越店(川越駅東口/マイン3階)

・酒のマルケイ (川越市小室/泉小学校南側道路並び)

・OAデポ(川越市新宿町6丁目/新宿小学校並び)

・奥富園(狭山市加佐志)

・お茶の静海苑 (国分寺市日吉町)

 

ミステリー茶席(岡田本店畳ショールーム)というのも気になりますが、個人的には昭和テイストを色濃く残す旧鶴川座に久しぶりに入ってみたい。旧鶴川座で催される手織り体験も、布を織るということがどれほど根気と時間のかかる作業なのかを知ることができる貴重な体験です。

新茶の美味しい季節。今度の日曜日は是非お茶と蔵の街を楽しみに小江戸の街へどうぞ。