小江戸日記

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妖怪―闇にひそむ不可思議なるもの―

暑い夏です。

川越市立博物館では、興味深い企画展がやっていました。

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『妖怪 ―闇にひそむ不可思議なるもの― 』

古くから伝承され、人々を恐れさせ、あるいは守ってくれる者たち。

そんな妖怪たちをこの展示では並べています。古い文献に記されている妖怪の記述や絵巻物に描かれた妖怪など。人々の、人ならぬものへの畏怖が「妖怪」伝承には見て取れます。

幽霊画もあって、珍しいのは男性の幽霊の絵があったこと。大抵幽霊って女性ですよね。って実際は見たことないですけど、幽霊話でもほとんど女性の幽霊しか出てこない気がする。『耳なし芳一』では平家武士の幽霊が出てきましたが。

『妖怪ウォッチ』なんて流行りましたけど、妖怪って怖いだけでなく、可愛かったり、憎めなかったり、色々なキャラクターがいて面白い。「妖怪データベース」というHPを見ると、全国の妖怪が検索できます。地元に伝えられる妖怪を調べてみるのも面白そうです。小学生だったら自由研究のテーマにしてもいいかも。

川越博物館の妖怪展は8月30日まで。