小江戸日記

小江戸川越の情報や話題、日々のつれづれを綴っていきます。

旭湯 川越の銭湯

今年ももう11月。朝晩結構冷え込んできました。

秋の夜長は、お風呂にゆっくり入って温まりたいものです。

今回は、川越の観光名所のすぐ傍、昔ながらの銭湯”旭湯”をリポートします。f:id:mkoedo:20191109195029j:plain

旭湯

]

  • 〒350-0062埼玉県川越市元町1-8-6
  • 定休日:月曜日
  • 営業時間:15:00~22:30
  • 料金:大人 (12歳以上) 430円、中人 (小学生) 180円、小人 (6歳未満) 70円

  埼玉県内の銭湯はすべて同一料金(スーパー銭湯は除く)

スーパー銭湯みたいなデラックスさはないけれど、昔ながらの年季の入ったこの建物がなんとも言えぬ存在感を放つこの銭湯・旭湯。実は今回初めて入ってみました。なんだか、ドキドキ。

車道に面した戸を開けると、割と狭めの玄関口。靴を脱いでロッカーにしまい、女湯の扉を開けます。

そこで料金を支払い、脱衣所へ。地元の人っぽい、そして常連ぽい雰囲気のご年配の婦人2人が座って話し込んでいます。私のほうには見向きもせず、話に夢中。いい感じ。この脱力した空気に私のすべてが緩んでくる。

さて、お風呂の扉を開けると、まだ早い時間だからか中は空っぽでした。撮影許可をもらって撮影。女湯の中の様子をご覧にいれましょう。

 

 

こじんまりとして、落ち着きます。古びてはいても、衛生的な感じ。

そして、壁にはずらりとポスターが貼られていますよ。そう、今ここでは、現在『令和元年 銭湯ポスター総選挙 2019』が開催中なのです。

日本の銭湯をクリエイティブのチカラで沸かせたい!と、広告クリエイターがボランティアで、 デザインやコピーのスキルを生かしたポスターをそれぞれ作製し、年々減少する全国の銭湯を2017年から支援しているのです。銭湯に来た客はお湯に浸かりながら、銭湯の魅力をアピールしたポスターの数々をゆったり鑑賞。お気に入りの作品には投票もできるのです。

f:id:mkoedo:20191109223409j:plain

芸を凝らしたもの、パロディが秀逸なもの、思わずニヤリとさせられるもの・・・。楽しめました。

 

令和元年 銭湯ポスター総選挙 2019 概要

展示期間:10月29日(火)~11月24日(日)

全56作品。

kuribora.oac.or.jp

※展示ポスター一覧はこちら

 実は今回、男湯にはお客さんがいないということで、番頭さんが「今なら男湯も撮影していいよ」と言ってくださったため男湯にも潜入しました。

誰もいないとはいえ、やはりドキドキ。

作りは女湯と一緒ですね。

ポスターは男湯・女湯にそれぞれ28点ずつ展示されていまして、11月12日(火)より男女湯のポスターを入替え展示するそうです。

 

写真撮影の後は、ゆっくりお湯につかって(もちろん女湯ですよ)帰ってきました。

昭和ムード漂う旭湯、お近くにお住いの方はもちろん、日帰り旅の最後にもどうぞ。これからの季節は湯冷めしないように気を付けましょう。