小江戸日記

小江戸川越の情報や話題、日々のつれづれを綴っていきます。

10月13日は、十三夜、さつまいもの日

季節はすっかり秋。川越まつりも今週末に迫りました。

小江戸の街は、祭り本番に向けてはやる心を抑えつつ着々と準備に明け暮れています。当日は気持ちよく晴れて欲しいのですが、どうでしょうか。今年はどんなドラマが起こるのだろうかと楽しみです。

今週木曜日 10月13日は旧暦の9月13日。そう十三夜です。旧暦8月15日の十五夜の月を「芋名月」と呼ぶのに対し、十三夜の月は「栗名月」と呼ぶそうで。お月見のお供に栗を使ったスイーツなど作りましょうか。やはり、お天気が気になるところですが。

 

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ところで10月13日は「さつまいもの日」でもあるのです。「川越いも友の会」が1987年にこの日を「さつまいもの日」と定めたそうです。

「栗(九里)より(四里)うまい十三里」という言葉を聞いたことがあるでしょう?江戸からの距離が十三里に位置する川越の名産であるさつまいものキャッチコピーとして有名です。

今年は、十三夜が「さつまいもの日」と重なったのですね。どちらも秋の味覚、ホクホクとした甘みのある食感が堪らない。さつまいも料理も用意したい今年の十三夜です。

十三夜には「後の月」などという風流な呼び方もあって、俳句などの文芸の対象としても愛されています。十五夜のお月見が中国から伝来した風習であるのに対し、十三夜は日本独特のものだと言われます。まんまるでない少し欠けた姿が、完全無欠な満月よりもむしろ面白味があって日本人好みなのでしょうか。